アーカイブを創り、アーカイブから創る。
物語は、時間の長さだけではなく、構造によって成立します。
ここでご紹介するのは、オフィス・シロが実際に取り組んできたプロジェクト事例。
どのような対象に向き合い、どのように記録を構造化し、何を立ち上げたのかをご覧いただけます。
2005年より継続する、単一構造物の長期アーカイブプロジェクト。
消失の過程にあるコンクリートアーチ橋を、写真と映像によって記録し続けています。
北海道の廃線跡に残るコンクリートアーチ橋。かつて無名だったその橋を、2005年から記録し続けています。
橋そのものは変わりません。
変わるのは、それを見つめる視点と、積み重なる記録です。
見過ごされている価値は、すぐ足元にあります。
本プロジェクトは、クラウドファンディングによる継続的な出版を通じて、
自立的なアーカイブ運営モデルを構築しています。
北海道士幌町の障がい者就労支援施設と連携し、地域資源を活かした新商品を設計。
廃棄予定だったでんぷん袋を再活用し、継続的に販売される地域ブランドへと再構築しました。
「アーカイブ探索 → 資源の発見 → 構造設計 → 物語化 → 自走化」
アーカイブからのクリエイションが機能した典型事例のひとつです。
受託業務中心の作業所では、繁忙期と閉散期の波が課題となっていました。 単純作業を大量にこなす構造から、自立的な商品制作への転換が求められていました。
士幌町農業協同組合で使用されていた「クマ印 士幌でん粉」袋。 木彫り熊の親子をあしらったデザインと、"クマザワ"工場長に由来する物語。
この偶然の発見が、プロジェクトの起点となりました。
